1.マップの作成

アドベンチャーゲームには様々な形態がありますが、多くの場合、プレイヤーに世界を探検させることに重点を置いています。このゲームは、探索し、アイテムを取得し、それを売り、バッグをアップグレードし、またそれを繰り返すことになります。このアクションのサイクルは、ゲームのループと呼ばれます。

ゲーム ループの各部分は、プレイヤーが実行できるさまざまなゲーム メカニックまたはアクションです。このゲーム ループには 4 つのメカニズムがあります。

  • ゲームを探索してアイテムを見つけます。
  • アイテムを収穫します。プレイヤーが一度に保持できる数は限られています。
  • アイテムを販売してゴールドを得ます。
  • バッグのアップグレードを購入することで、一度により多くのアイテムが保持できるようになります。

プロジェクトの計画

プロの開発者は、新しいプロジェクトを始める前に、プリプロダクションと呼ばれるプロセスで、どのようなものになるかを計画します。その際、どのような体験ができるのかを盛り込んだゲームデザイン・ドキュメントを作成することが多いようです。

ゲームデザイン・ドキュメント(GDD)は長くなることもありますが、このシリーズでは、プレイヤーが何をするのかのビジョンと、彼らが探索する世界のスケッチから始めることになります。明確なビジョンを持つことは、開発のスピードアップにつながり、また、自分のアイデアを伝えて他の人からフィードバックをもらうことも容易になります。

ゲーム デザイン ドキュメントの作成

まず始めに、紙を用意するか、ドキュメントエディタを開いて、文書を記録しておきます。

ゲーム ループ プロンプト

以下は、ゲームのループ、つまりプレイヤーの行動を把握するために使用します。

構成要素
設定:テーマや探索時にプレイヤーが見ることができるものなど、設定に関する説明・木々や川で覆われた神秘的な森
・迷子のペットを探す郊外の町
・最も価値のあるものがジャガイモである未来
アイテム:プレイヤーが集めたり、収穫したりするもの・キラキラ光るクリスタル
・猫、犬、亀などの迷子ペット
・さまざまな種類のジャガイモ
ツール:プレイヤーがそのアイテムを収集するために使用するオブジェクト・つるはし
・ペットの首輪
・手袋
アップグレード:プレイヤーがより多くのアイテムを保持するために購入するもの・バッグ
・バックパック

地図のレイアウト

ゲーム デザイン ドキュメントの最後の部分は、マップ レイアウトの作成です。これにより、後で何を作成するかがわかります。レイアウトの例を以下に示します。

レイアウトでは、次の重要な場所に注釈を付けます。

  • プレイヤーが体験を開始する場所
  • 収穫可能なアイテムの配置。
  • アイテムの売却場所
  • アップグレードを購入する場所
  • 草原や丘など、環境の詳細

環境づくり

環境は「Terrain Editor/地形エディタ」を使用して作成します。このツールは、山、川、砂漠などの景観を作成するために使用します。ツールを使いながら、以前に作成したマップレイアウトを参照します。

地形エディタのツールを使って、ゲームビジョンのドキュメントで描いた世界を作成します。

  1. Roblox Studio を開き、新しいテンプレート「Flat Terrain」を開きます。
  2. [HOME/ホーム] タブで、「Terrain Editor/地形エディタ」アイコンをクリックします。これにより、地形エディタが開きます。
  1. 地形エディターで、「Edit/編集」タブに移動します。次に、「Paint/ペイント」ツールを使用して風景のマテリアルを変更します。視覚に応じて、道路、水、または溶岩にペイントします。
地形エディタを使用している間、構築しながらカメラを回転させます。地形は角度によって異なって見える場合があります。
  1. 「Sculpt/彫刻」ツールを選択し、「Brush Mode/ブラシモード」を「Add/追加」にすると地形を盛り上げることができます。山や丘、岩などが作成できます。
  1. 「Subtract/削減」ツールを使用すると地形を削ることができます。山を削り崖のようにしたり、川を作ったりできます。

完成した地図のサンプル

完了すると、マップは次のようになります。

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