ゲームを作り始めると、アイデアが頭の中でどんどん広がっていきます。
でも、何から手を付ければいいかわからなくなることも多いですよね。
そんなときに役立つのが「企画書」です。
企画書を書くことで、自分のアイデアを整理できるだけでなく、作りたいゲームの方向性もハッキリしてきます。
このページでは、Roblox Studioを使ったゲーム制作を前提に、企画書に書くべき内容と、その具体的なサンプル例をご紹介します。
ゲーム企画書に書くべき内容
1. ゲームタイトル(仮でもOK)
仮のタイトルでもOK。わかりやすくて覚えやすいものを考えてみましょう。
2. ジャンル
ジャンルを決めましょう。Robloxでは以下のようなジャンルが用意されています。
アクション、アドベンチャー、学習・知育、エンターテイメント、障害物アスレ・フリーランニング、
パーティ系・カジュアル、パズル、RPG、ロールプレイ・アバターシミュレーション、射撃、ショッピング、シミュレーション、社交、スポーツ・レース、戦略、サバイバル、実用・その他
3. ターゲットユーザー
・子ども向け、大人向け
・初心者向け、ゲーマー向け など、遊んでほしい人のイメージをまとめておきましょう。
4. ゲームの概要(ひとことで言うと)
このゲームはどんな内容なのか? 一言で説明してみましょう。
(例:災害から逃げながらポイントを集めるゲーム)
5. 面白さ・特徴・こだわりポイント
他のゲームとの違いや、自分ならではの工夫、目玉となるシステムなどをまとめます。
6. ストーリー(あれば)
世界観や登場キャラ、簡単な物語の流れがあれば書いてみましょう。
7. ゲームの遊び方(システム概要)
操作方法やルール、ゴール条件、やりこみ要素などを説明します。
8. ステージやマップの構成(あれば)
ステージやマップの種類、ギミックや罠などの設計イメージをまとめておきます。
9. 画面構成のイメージ
タイトル画面、プレイ中の画面、ゲームクリア時の画面など、簡単に想像できる範囲でOK。
10. 対応プラットフォーム
PC、スマホ、タブレットなど(Robloxは基本マルチ対応ですが、UIの調整が必要になる場合があります)
11. 参考にした作品・似ているゲーム
目指している作品や雰囲気に近いゲームを書くと、完成の方向性がイメージしやすくなります。
サンプル例:「スーパーマリオ3D」風ゲームを作る場合
1. ゲームタイトル(仮でもOK)
Jump Adventure 3D(ジャンプアドベンチャー3D)
2. ジャンル
障害物アスレ・フリーランニング
3. ターゲットユーザー
小学生~中学生、カジュアルなゲームが好きな人向け
4. ゲームの概要(ひとことで言うと)
ジャンプやダッシュを使ってゴールを目指す、障害物いっぱいのアクションゲーム。
5. 面白さ・特徴・こだわりポイント
- 敵をジャンプで倒せる
- スター収集要素あり
- ステージごとに異なるギミック
- 空中操作や壁ジャンプなどのアクション要素を追加予定
6. ストーリー(あれば)
プレイヤーは「ジャンピー」となり、さらわれた仲間を救い出すために冒険する。
7. ゲームの遊び方(システム概要)
- 移動:WASDキー
- ジャンプ:スペースキー
- 敵を踏んで倒す、スターを集める
- 全ステージクリアでエンディングが出現
8. ステージやマップの構成(あれば)
- 草原ステージ(入門)
- 砂漠ステージ(落とし穴あり)
- 氷のステージ(滑る床)
- 火山ステージ(炎のトラップ)
9. 画面構成のイメージ
- タイトル画面:ゲーム名とスタートボタン
- プレイ画面:残りライフ・スター数表示
- クリア画面:ステージタイムやスターの数を表示
10. 対応プラットフォーム
PC、スマホ、タブレット
11. 参考にした作品・似ているゲーム
スーパーマリオ3Dワールド、RobloxのObbyゲーム
企画書ができたら、次は「プロトタイプを作ろう」に進んで、試作してみましょう!
👉 [プロトタイプを作ろう]