キャラを動かすだけでも楽しいですが、ゲームとして完成度を高めるには「仕掛け(ギミック)」が欠かせません。
ギミックとは、プレイヤーを驚かせたり、邪魔をしたり、助けたりする動く仕組みや罠のことです。
Roblox Studioでは、パーツ(Part)やスクリプト(Script)を使って、さまざまな仕掛けを作ることができます。
仕掛けってどんなもの?
以下のようなものが、ゲームにおける代表的なギミックです:
- 落ちる床
- トゲが飛び出す罠
- 押すと開くドア
- タイマーで動く足場
- 一定時間で消えるブロック
- 敵キャラ(触れるとゲームオーバー)
例:踏むと落ちる床
- Roblox Studioで「Part」を設置
- アンカー(Anchor)をオンにして、床として配置
- 以下のようなScriptを追加
local part = script.Parent
part.Touched:Connect(function(hit)
local humanoid = hit.Parent:FindFirstChild("Humanoid")
if humanoid then
wait(0.5)
part.Anchored = false
end
end)
🔧 使い方
- このスクリプトは、誰かがその床に乗ると0.5秒後に落ちるようにします。
Script
を床パーツの中に入れてください。
応用アイデア
- 一定時間で復活する床(透明状態 → 元に戻る)
- スイッチで動くブロック(ボタンを押すと道ができる)
- ランダムで動く障害物(決まった動きではないので予測できない)
作る時のポイント
- 最初はひとつだけ作ってみよう
→ 1つうまく動けば、コピーして量産できます! - 「プレイヤーが驚く」ことを意識しよう
→ ギミックはゲームに緊張感を生みます! - テストプレイで失敗してみよう
→ わざとギミックにひっかかって、バランスや演出を確認しましょう。
ギミックが加わると、ゲームの難しさや楽しさがぐんと増します!
次は「UIを表示しよう」で、得点や時間など、画面に情報を表示していく方法を学びましょう!
👉 [UIを表示しよう]