Lighting サービスは、ゲームの照明と天候の設定を制御します。このサービスは、ゲーム内の日の出や日の入り、雲の量、雨や霧などの環境効果などを管理します。
Lightingサービスには多くのプロパティがあります。これらには、Ambient(全体の光の色調)、Brightness(全体の明るさ)、ClockTime(1日24時間のうちの現在の時間)、FogColor、FogEnd、FogStart(霧の色と霧の開始と終了の距離)などが含まれます。また、Outlines プロパティを使用して、ゲームの全てのオブジェクトに対してアウトラインを有効または無効にすることができます。
以下に、Lightingサービスを使用したLuaスクリプトの一例を示します。このプログラムは、一般的にServerScriptService に入れます。
-- Lightingサービスを取得
local Lighting = game:GetService("Lighting")
-- 全体の光の色調を設定
Lighting.Ambient = Color3.new(0.5, 0.5, 0.5)
-- 全体の明るさを設定
Lighting.Brightness = 2
-- 現在の時間を設定(午後6時)
Lighting.ClockTime = 18
-- 霧の色を設定
Lighting.FogColor = Color3.new(0.7, 0.7, 0.7)
-- 霧の開始と終了の距離を設定
Lighting.FogStart = 10
Lighting.FogEnd = 100
このプログラムでは、まずLightingサービスを取得します。次に、Ambientプロパティを使用して全体の光の色調を設定し、Brightnessプロパティを使用して全体の明るさを設定します。次に、ClockTimeプロパティを使用して現在の時間を設定します(この場合、午後6時)。最後に、FogColorプロパティとFogStartおよびFogEndプロパティを使用して、霧の色と霧の開始と終了の距離を設定します。
また、以下のようにすることで、スムーズに時間を進めることができます。
while wait() do
Lighting.ClockTime += 0.01
end
このように、Lightingサービスはゲームの照明と環境効果を制御するための重要なツールです。プログラマーはLightingサービスを使って、ゲームの視覚的な体験を調整し、特定のムードや時間帯を表現することが可能です。