「Attachment/アタッチメント」は Attachment に該当します。パーツまたはモデルの特定の位置と方向を定義するオブジェクトです。単独で使用することはありません。インタラクション制御など、他のさまざまなオブジェクトと組み合わせて使われます。また、パーティクルエミッターやビームなどの視覚効果にも使われます。
主要なプロパティは以下のものがあります。
- Position:親のパーツに対するAttachmentの相対的な位置を指定します。
Axis
、SecondaryAxis:それぞれAttachment
の主軸と副軸を表し、回転を定義します。Axis
は前方向を、SecondaryAxisは上方向を示します。
— Workspace内に新しいパーツを作成します
local part = Instance.new(“Part”, workspace)
part.Position = Vector3.new(0, 5, 0)
part.Anchored = true
— パーツに新しいAttachmentを作成します
local attachment = Instance.new(“Attachment”, part)
— Attachmentの位置をパーツの中心から上に0.5移動させます
attachment.Position = Vector3.new(0, 0.5, 0)
この例では、まず新しいパーツを作成し、そのパーツに新しいAttachmentを作成しています。次に、AttachmentのPositionプロパティを使ってその位置をパーツの中心から上に0.5移動させています。このAttachmentは、他のオブジェクト(例えば制約やビームなど)をこの位置に”アタッチ”するための基点として使うことができます。