「Rope/ロープ」は RopeConstraint に該当します。これは、Robloxのフィジカルな要素の一部で、2つのパーツまたはアタッチメント間の距離を制限します。文字通り「ロープ」のように振る舞います。RopeConstraintは、その長さ(Lengthプロパティ)以上に2つのアタッチメントが離れないようにしますが、その長さ以下になることを制限しません。
例えば、あるオブジェクトが特定の範囲から離れないようにしたい、またはオブジェクト間に「見える」接続を作りたい場合に、この RopeConstraint が最適です。

以下に RopeConstraint のプログラム例を示します。このプログラムは単独で動作しますので、Workspace もしくは ServerScriptService に入れて実行してください。

-- 2つのパーツを作成
local part1 = Instance.new("Part", workspace)
part1.Anchored = true
part1.Size = Vector3.new(1, 1, 1)
part1.Position = Vector3.new(0, 20, 0)
part1.Name = "Anchor"

local part2 = Instance.new("Part", workspace)
part2.Anchored = false
part2.Shape = Enum.PartType.Ball
part2.Size = Vector3.new(3, 3, 3)
part2.Position = Vector3.new(0, 25, 1)

-- RopeConstraintを作成
local ropeConstraint = Instance.new("RopeConstraint")
ropeConstraint.Parent = part1
ropeConstraint.Attachment0 = Instance.new("Attachment", part1)
ropeConstraint.Attachment1 = Instance.new("Attachment", part2)

ropeConstraint.Length = 10  -- ロープの長さ

ropeConstraint.Visible = true  -- ロープの表示

ウインチ

プログラムを使って、ロープの長さを自由にコントロールすることができます。一瞬で長さを変更する場合は、上記のLengthの値を変えれば良いのですが、ウインチのように、少しずつ長さを変えたい場合は、WinchEnabled をONに設定し、WinchTarget を設定することで、徐々に長さを変えることができます。この機能を使うことにより、クレーンなどが簡単に再現できます。

By schilverberch

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