ServerStorage は Roblox のサービスの1つで、主にサーバー側のスクリプトからのみアクセス可能なデータやオブジェクトを保管するための場所を提供します。クライアント(プレイヤーのPC)からは ServerStorage にアクセスすることはできません。

ServerStorage は主に以下の目的で使用されます。

  1. ゲームの進行中にインスタンス化する必要があるが、最初からワールドに存在する必要はないオブジェクト(例えば、特定のイベント時にスポーンするアイテムや敵キャラクターなど)を保管するための場所として。
  2. ゲームのバックエンドロジックや設定など、クライアントから見えるべきではないデータを格納するための場所として。

以下に、ServerStorageでのスクリプトの使用例を示します。この例では、特定の条件が満たされたときに、ServerStorage内のオブジェクトをゲームのワールド(Workspace)にコピー(インスタンス化)します。

local ServerStorage = game:GetService("ServerStorage")
local Workspace = game:GetService("Workspace")

-- ServerStorage内の特定のオブジェクトを取得
local objectToSpawn = ServerStorage:FindFirstChild("MyObject")

-- 特定の条件が満たされたとき(この例では、単にtrueに設定されています)に
-- オブジェクトをワールドにインスタンス化する
if true then  -- この条件は実際のゲームロジックによって異なります
    local newInstance = objectToSpawn:Clone()
    newInstance.Parent = Workspace
end

このスクリプトは、特定の条件が満たされたとき(この場合は単純に true に設定されていますが、実際のゲームではプレイヤーの行動、時間の経過、特定のゲームイベントなどに基づくかもしれません)に、ServerStorage 内のオブジェクトをゲームのワールドにコピー(インスタンス化)します。これは、特定のタイミングでゲームに新しいオブジェクトを追加するための基本的なパターンの1つです。

By schilverberch

ROBLOXでゲームを作ろう! 一緒にプログラミングを学びましょう。

コメントを残す